負ければ今季初の6連敗という大事な一戦。広島・喜田が人生初のサヨナラ打で、窮地を救った。
同点で迎えたオリックス戦の九回、二死一、三塁。前打者の4番・新井が凡退して、プレッシャーを感じる場面。強心臓のパワーヒッターは楽しんでいた。
「いいイメージで打席に立っていた。ワクワクしてましたよ」。
決めることしか頭になかった。2球目の外角直球。はじき返した瞬間、確信した。走りだすと同時に、プロ初本塁打のときですら出なかったガッツポーズが自然と出た。
一塁ベース上にできた歓喜の輪。その中心で受けた手荒い祝福。すべてが心地よさに変わっていた。
不遇の阪神時代には想像もできなかった快感。素直に喜んだ。
「こんなにうれしいことはない。こんなことがあるとは1カ月前には想像もできなかった」。
終始、満面の笑み。笑顔がいつも以上にまぶしく見えた。
意識してきた選手がいる。喜田が阪神へ入団した翌年に入団してきた林威助だ。
出会いは高校時代。沖学園時代に、同じ福岡の柳川にいた同じ左の強打者だ。
その後、2人はチームメートとなり、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)してきた。
10日の林のサヨナラ弾は苦楽を共にした分、うれしかったが、悔しい気持ちもあった。それも一夜で吹き飛んだ。
「負けられない。ずっとライバルとしてやってきた」。
少し肩を並べられたことが、うれしかった。
(題名、文・全て特選虎デイリ−)
めちゃくちゃ感動したので全文載させていただきました。
デイリ−さん、ステキな記事をありがとうm(__)m
今だにトレ−ドの意味がわかりませんが…しつこいって、、そして今だに想いが断ち切れませんが…本当にしつこい!(苦笑)
喜田剛くん、おめでとう!!!
涙がでるほど嬉しいよ。。
近い将来、林くんと喜田剛くんがプロ野球界を引っ張るような選手になっていると嬉しいな
がんばれ林くん!
がんばれ喜田剛くん!